1. YAGレーザー治療用に最適化されたオプティクスでより観察しやすく

Ultra Q Reflexのスリットランプオプティクスの品質とデザインは、前眼部と後眼部の両方のYAGレーザー治療用に設計されています。すべての光学コンポーネントにハイグレードのクラウンガラスを使用し、多層反射防止コーティングを施すことで、光透過の最大化を図ると同時に、分散を最小限に抑えることで、優れた光学性能を実現します。また、次世代フィルター技術により、最高レベルのカラーバランスを実現します。

前眼部の観察:

立体的な角度(16度)でのガリレオ式内方視を特長とするUltra Q Reflex™ は、浅い位置で焦点を合わせることができるため、より自然で立体的な見え方を実現し、前眼部での精密なフォーカシングを可能にします。

後眼部の観察:

照明観察光と治療レーザー光が同軸位置で使用できるUltra Q Reflex の照明タワーは、後眼部での視認性に優れているため、硝子体腔での精密なフォーカシングを可能にします。

2. リフレックステクノロジー

エレックス独自の同軸照明Reflex Technology™ は、術者の視野、照明光路、及び治療ビームを同一光路に収束させ、同軸上に焦点を合わせることで、水晶体前後嚢や虹彩のみならず、硝子体に対しても最適な視認性を実現します。

ユニークなデザインの照明タワーは、レーザー照射の際、照明光が瞬間的にレーザー光路から外れる様に設計されており、レーザービームの遮断を防ぎます。これによりエネルギーの過剰または不足のリスクを低減し、目的とする治療効果を最大限発揮します。

さらに、2点式照準システムの精度と広範のオフセットレンジにより、光破壊の精密なポジショニングが可能となり、周辺組織を偶発的な損傷から守ります。

3. IOLへの影響が少ない光破壊

Ultra Q Reflex™ は、少ない照射数と低い累積エネルギーでの、より効率的な組織切開を可能にします。これにより、眼内レンズ(IOL)にダメージが生じるリスクを大幅に低減します。ウルトラガウシアンビームプロファイルを備えたUltra Q Reflex™ は、ビームの中心部にエネルギーを集中させて高いエネルギー密度を実現します。これにより、より低く、より効率的な出力水準で水晶体嚢切開や虹彩切開処置を行うことができ、また、レンズのダメージ、眼圧上昇、あるいは周辺組織の二次的損傷といった副作用リスクが減少します。

4. 長期に渡り優れた性能を発揮

Qスイッチは、短い光ピークエネルギーパルスを生成するためにエネルギーをゲートでコントロールするための光学コンポーネントです。Ultra Q Reflex™ で使用するQスイッチには、同様の膨張特性を有する、高度に安定かつ均質の素材を使用しています。材料の歪みや疲労による不安定な治療結果を生じる可能性がある有機ポリマー材料とは異なり、熱的に調和が取れており、さまざまな操作条件で安定した治療結果を実現するUltra Q Reflex™ のQスイッチは、安定した信頼性の高い性能とともに、400,000回照射を超える寿命を約束します。さらに、Ultra Q Reflex専用のYAG電源には、マイクロコントローラとエネルギー補正アルゴリズムを搭載し、より安定した照射を実現します。

5. ピンポイント精度

Ultra Q Reflexの高精度2点式照準システムは±8 μmの精度で、前眼部又は後眼部を問わず、正確な照準と光破壊を実現します。

2点式照準システムでは、2本のエイミングビームが焦点面で1点に収束します。このようにシンプルながら高精度の照準システムは、レーザーとスリットランプの焦点合わせを高い精度で示します。スリットランプ(又は患者)のわずかな動きによっても、1点に収束していた2本のエイミングビームにずれが生じます(焦点のずれ)。一方、4点及び他の多くの照準システムでは、スリットランプの位置がかなり大きく動かない限り、エイミングビームのずれを見極めることができません。

 

6. 正確な位置での光破壊

Ultra Q Reflexの連続可変オフセット(100~500μm)は、焦点面とプラズマボール間の距離の正確な設定を可能にし、より効果的かつ安全な光破壊を実現します。治療に応じて、エイミングビームの焦点を、破壊用レーザー焦点の前後又は焦点上に合わせることができます。

たとえば、後嚢切開における最適位置は、プラズマボールを切開対象組織からわずか「後方オフセット」位置となります。これにより、プラズマボールが生成する衝撃波をレーザーシステム(すなわち術者側)へと導きます。その結果、正確な治療が実現すると同時に、レンズにダメージが生じるなどの副作用リスクを排除します。


7. ワークフローを最適化

エレックスは、レーザーとスリットランプを一体化することにより、効率と信頼性とともに、使いやすさの向上を図りました。コンパクトで効率的なデザインのUltra Q Reflexなら、ゆとりある作業空間を確保できるため、患者さんとコンタクトレンズの位置調整が容易になります。

8. より迅速な治療

最大で1秒間に3回(3 Hz)の高速照射が可能なUltra Q Reflex™は、時間の節約とともに迅速かつ高精度の治療を可能にします。Ultra Q Reflex独自のキャビティーは、より効果的な熱伝導と冷却を促し、迅速で効率的な操作を実現します。さらに、システムのパルスコンデンサは、オーバーヒートのリスクを伴うことなく各照射間で急速に再充電されるため、継続的な操作が可能です。

9. ニーズに合わせて組み合わせ可能

Ultra Q Reflex™は、眼科医院、外来手術センター及び外来クリニックのニーズに合わせて、最適なTotal Solution™テーブルと組み合わせることができます。

トータルアクセススタンド

独特なベース部分の形状は、車椅子によるアクセスが容易です。

トータルモバイルスタンド

4つのキャスターにより移動が簡単です。また、術者側のキャスターにはロック機能が備わっています。

トータルモバイルロースタンド

4つのキャスターにより移動が簡単です。また、術者側のキャスターにはロック機能が備わっています。